『パイロットフィッシュ』
- 2016/03/29(Tue) -
大崎善生 『パイロットフィッシュ』(角川文庫)、読了。

41歳、成人雑誌の編集を生業とする男の元に、
19年ぶりに昔の恋人から電話がかかってくる・・・・・。

うーん、最後まで飽きずに読めましたが、
作品との距離感が縮まらないまま終わってしまいました。
リアリティを感じられなかったからでしょうか。

この元恋人に代表される女性の登場人物たちの行動や思考回路が
どうにも掴みどころがなくて、「なぜ、そんなことをするの?」「なぜ、そんなことを言うの?」
という疑問が至るところで生まれてきます。

そういう違和感を、「若さ」とか「青臭さ」とかの表現として捉える作品なのかもしれませんが
どうにも私には、著者が思い描く「青春」というものが、私自身の思う青春と
ズレているからなのかな・・・・と思ってしまったり。

この作品で描かれる男性は優しすぎるように思いますし、
女性は自由すぎるように思います。

共感を覚えにくい作品でした。


パイロットフィッシュ (角川文庫)パイロットフィッシュ (角川文庫)
大崎 善生

角川書店 2004-03-25
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