川喜田半泥子の旅
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- 2016/03/12(Sat) -
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『川喜田半泥子の旅』
地元の石水博物館に初めてお邪魔しました。 ![]() 川喜田半泥子は陶芸家なので、陶芸にあまり興味がない私としては触手が動かなかったのですが、 今回の企画展は、半泥子がヨーロッパやジャワに旅行をした際に描き溜めたスケッチなどの 絵画作品が中心ということで、試しに見に行ってみました。 ![]() ヨーロッパ旅行では、水彩画で街の様子をスケッチしています。 サラサラッと描いた感じですが、透明感のある素敵な絵だと感じました。 ジャワ旅行では、パステル画を多数描いていますが、 「パステル画って面白いな!」と思わせる情緒ある作品が多く、 お土産に絵葉書セットを買ってしまったほどです。 正直、自分でも描いてみたいなと感じて、パステル画の描き方を検索してみましたが、 なんだか初心者には複雑な解説だったので、色鉛筆のスケッチから始めるのが無難かな・・・・・ なーんて、考えてみたり。 その他、ホームムービーとして、ジャワ旅行に半泥子と息子2人の3人で行った際の様子が 動画で残っており、テレビを独占して全部見てしまいました(ま、他にお客様が居なかっただけですが・・・)。 昭和一桁代で、旅先にビデオカメラを持っていき、現地の目玉の観光地だけではく、 何気ない家族の様子を撮り収めようとする姿勢に、進んでいる人だったんだなという印象を持ちました。 年表も見ましたが、百五銀行の頭取だけでなく、三重県内の諸銀行の役員を務め、 政治家としても活躍し、芸術家としても後世名を残す、傑出した人物だったのだと再認識しました。 「津市の渋沢栄一」なのではないかと思ってしまうほど。 三重県民たるもの、きちんと伝記でその功績を勉強しなければと思いました。
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