『戦争の克服』
- 2016/03/03(Thu) -
阿部浩巳、鵜飼哲、森巣博 『戦争の克服』(集英社新書)、読了。

森巣氏と両氏との対談、および三者での鼎談が収められています。

個人的には、鵜飼先生のちょっと毒のあるウィットに富んだお話がヒットでした。
母校の先生なのに認識しておらず、Wikiってみたらフランス文学・思想研究者とのこと。
こりゃ、私好みの路線ですわ(笑)。

なぜ戦争はなくならないのかということを、
国際政治や思想史の観点などから分析していきますが、
各国が表向きに主張している建前、裏側の本音、そして、本音と建前を超えたところにある
純粋に信じていることや歴史からくる国民性といったものが多角的に捉えられていて
非常に勉強になりました。

どうやって戦争をなくすのかという観点になると
「平和を希求する」というような感覚論になってしまうのですが、
しかし、なぜ戦争はなくならないのかということを認識しているか否かは
平和を望むに際しての大きな違いになると思います。

適切な現状認識の大切さを学ぶことが出来ます。


戦争の克服 (集英社新書)戦争の克服 (集英社新書)
阿部 浩己 森巣 博 鵜飼 哲

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