『にじんだ星をかぞえて』
- 2016/02/21(Sun) -
上原隆 『にじんだ星をかぞえて』(朝日文庫)、読了。

最近、深夜残業続きで、しんどい生活を送っています。
そんな中で読んだ上原隆は、そっと寄り添ってくれる温かさを感じられて、
少し心が軽くなりました。

著者の取材対象は、客観的に見ると悲しい生活や苦しい生活を送っている人々が多いのですが、
自ら取材対象となることに手を挙げた人の力強さと、
著者の寄り添いながらもどこか突き放したようなそっけない文章の組み合わせにより、
インタビューの中に、安心できる力強さを感じることが出来、
それが読後感の前向きさにつながってるように思います。

もし、これが、取材対象にベタベタによっかかって、
これでもかと悲しみと苦しみを書き立てて、共感を強要するような内容であったら、
とても、しんどくて読めないと思います。

上原隆のそっけない温かさが、今の自分にもちょうど良い感じで心地よかったです。


にじんだ星をかぞえて (朝日文庫)にじんだ星をかぞえて (朝日文庫)
上原 隆

朝日新聞出版 2009-06-05
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