『おはん』
- 2015/12/18(Fri) -
宇野千代 『おはん』(新潮文庫)、読了。

昭和文学の名作ということでチャレンジ。

嫁を捨てて芸子に走った男。
その男と嫁が、偶然、橋の上で再会するシーンから始まります。

男の一人語りで綴られる物語は、
2人の女の間でふらふらする男に相応しい滑らかな一面ふにゃふにゃした言葉のリズムで、
するすると読めてしまいます。

自分が捨てた息子への愛情を示しながらも、どこか表面的で軽薄。
息子への愛情を覚えた自分自身が好き・・・・・みたいな。

冷静に読むと、ダメ男の心情話なのですが、
リズムに乗って読めてしまうところが、名著のゆえんでしょうか。

内容的に、そこまでのめりこむことはできませんでしたが、
文学の香りを感じることはできましたかね。


おはん (新潮文庫)おはん (新潮文庫)
宇野 千代

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