『ディアーディアー』
- 2015/11/08(Sun) -
『ディアーディアー』

新宿にてレイトショーを見てきました。

両毛地域の地方都市に縛り付けられるかのように暮らす長男、
心の病で薬を愛用する虚言癖の次男、田舎を捨てていった妹が、
父親の危篤の報に、実家に集まります。
3人が顔を合わせ、地元の友人や隣人たちに再会していくにつれ、
なぜ、自分の人生が上手くいかなくなったのかを思いつめるようになり、
その結論は・・・・・・・・鹿のせい。

病んでいる人々が多数登場してくるので、
結構、画面から伝わってくる温度感がじめっとしている感じなのですが、
しかし、「鹿」の存在で、何とか一線を越えずに済むところに世界観を保っているというか何というか。
重いんだけど、ふっと軽くなる瞬間があり、救われます。
だって、思い詰めると必ず鹿の話に行き着くんですもの(笑)。

地方生活の息苦しさとか、経済の閉塞感とか、
上手く舞台背景に取り込んでいて、今のリアルを感じさせてくれます。
3人それぞれの上手くいかない人生の様子とかも、そのあたりに転がっていそうな存在感です。

自分としては結構面白く見れたのですが、
劇場の空気が少し重くて、会場であまり笑い声が上がらなかったのは残念でした。

それなりに人は入っていたのになぁ・・・・。



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