『レクサスとオリーブの木』
- 2015/11/12(Thu) -
トーマス・フリードマン 『レクサスとオリーブの木』(草思社)、読了。

『フラット化する世界』に感動し、はや7年。
ようやく100円で上下巻を入手できました。
今月は、3往復も新幹線に乗る機会があり、読書時間が取りやすかったので挑戦です。

グローバリゼーションという単語は、肯定的な文脈でも、否定的な文脈でも登場し、
その場面ごとに評価を判断しなければいけない難しい言葉だと思います。
しかも、フラットな意味で使われることはなく、必ず何らかの意図が込められているというもの。

著者は、グローバリゼーションは目の前に厳然として存在するものであり、
現在の世界を回す仕組みになっている。
だから、批判していても仕方がなく、どう向き合うかを考え、行動することが大事だと
説いているのだと理解しました。

冷戦構造と比較して解説されることで、その特徴が理解しやすかったです。
一方で、冷戦構造と比較できるということは、やはりグローバリゼーションも1つの現象であって
絶対的なものではないと理解しました。
冷戦真っ只中においては、どうなったら冷戦構造から抜けだせるのかなんて想像できなかったでしょうから。
グローバリゼーションの出口が分からないのも、同じことなのかなと。

もしかすると5年後ぐらいに一気に世界は変わっているのかもしれません。
それこそ、岡田センセの言うような評価経済が天下を回す価値観の中心になってるかもしれませんし。

世界は流動的であり、正解がないから、日々生活するのは大変だけれども
研究対象としては面白いのだろうなと漠然とした感想ではありますが、そう感じました。


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トーマス フリードマン Thomas L. Friedman

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