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『バターはどこへ溶けた?』
- 2015/10/23(Fri) -
ディーン・リップルウッド 『バターはどこへ溶けた?』(道出版)、通読。

明らかに二番煎じのタイトルであり、
しかも、本書冒頭でも自らネタにしているぐらいですから、さもありなん。

ただ、こちらは、かなり趣味嗜好がロハス的というか、何と言うか・・・・。
ま、ゆったり構えて過ごしなさいということなのかもしれませんが、
私にはあんまり刺さりませんでした。

キツネのようにガツガツする必要はないのかもしれませんが、
タマのように何もしない日々というのは、何のための毎日なのだろうかと
疑問が湧いてきてしまいます。

バターばかりを追いかけることは、多様性の観点からもリスキーだと思いますが、
かといって、ぼーっとしてると、バター以外にも素敵な食べ物があることに
気づけないのではないかと思います。

適度に好奇心、適度に活動的、その適度さに満足している自分、
このバランスが大事なのかなと感じました。


バターはどこへ溶けた?バターはどこへ溶けた?
ディーン・リップルウッド

道出版 2001-04
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