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『かばん屋の相続』
- 2015/10/01(Thu) -
池井戸潤 『かばん屋の相続』(文春文庫)、読了。

支店勤務の銀行マンを主人公にした短編6つ。
面白かったです。

最近、中小企業診断士試験の実務補習を立て続けに受講したのですが、
中小企業の経営者の方々とお話していると、とにかく面白いんです。

自分がなぜ会社を興そうとしたのか、どうやって事業を軌道に乗せたのか、
そして、これから会社をどうしていきたいのか、
これらの話を活き活きと語られるんですよねぇ。

ほんと、その情熱は凄いと思います。

で、そういう中小企業の経営者たちと仕事でお付き合いしている大企業としては
銀行が最たるものなんだなと、改めて認識しました。
ただし、銀行マンと日常的にコミュニケーションがあるのは、
どちらかというと、経営に問題を抱えている中小企業でしょうけれど。

というわけで、これまで行井戸作品を私は銀行目線=大企業目線で見ていたのですが、
本作では、中小企業の経営者目線で見ていました。
彼らがどんな情熱を持って、目の前の問題を解決する、もしくは乗り越えようとするのかと。

そういう点で、本作は、自分の会社の仕事に熱い思いや哲学を持っている人が多く登場し、
また結末も前向きなものが多かったので、読んでいて、自分自身が背中を押されるような
気持ちになれました。

非常にエネルギーをもらえた読書となりました。


かばん屋の相続 (文春文庫)かばん屋の相続 (文春文庫)
池井戸 潤

文藝春秋 2011-04-10
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