『経済学は温暖化を解決できるか』
- 2015/09/03(Thu) -
山本隆三 『経済学は温暖化を解決できるか』(平凡社新書)、通読。

最近、お天気の話から離れちゃってるなぁ・・・・・と思い、新書をいくつか購入。

気象関係の新書となると、温暖化問題とか、エネルギー政策とか、
そういうジャンルに偏ってしまうのが不満ではありますが、
ま、社会問題となっている以上は、仕方がないのでしょうね。

というわけで、温暖化問題ですが、
本作は経済学の観点で温暖化問題を分析しようというもので、
著者は環境ビジネスに関わっているビジネスマン出身の学者先生。

温暖化賛成派と懐疑派の間の、どこまで行っても埋まらない溝の上で交わされる
(結論が出ないという意味で)不毛な論争ではなく、
経済学の観点で、現実世界でどう行動すればよいのかという解説を冷静に行っているので
分かりやすいと思います。

不確実性があるからには、何らかの対応を検討したほうが良いという前提を置きながら、
ロンボルクの社会問題として取り組むべき優先順位は低いという主張も取り上げており、
そこも納得できました。

というか、ロンボルグの主張を経済学の観点で
じっくり解説してくれる本であってくれても良かったぐらいです。

個人的には、経済学も勉強しなきゃなぁ・・・・・と思っているので、
環境税の効用をテーマに経済学の考え方を分かりやすく解説したりしているところも
関心を持てました。

1粒で2度美味しい(?)、もしくは一石二鳥の本でした。


経済学は温暖化を解決できるか (平凡社新書)経済学は温暖化を解決できるか (平凡社新書)
山本 隆三

平凡社 2009-11
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