『君がいなくても平気』
- 2015/08/29(Sat) -
石持浅海 『君がいなくても平気』(光文社文庫)、読了。

やはり石持作品は理屈っぽい!(苦笑)

でも、本作がそれなりに楽しめたのは、
恋人の殺人容疑を知ってしまった彼氏が主人公、
しかも、ラブラブではなく、とりあえず付き合っているという惰性感満載なカップル。
この微妙な人間関係が、なかなか面白い味付けになっています。

自分の恋人が犯人だと知っていながら、同僚の犯人探しに付き合う主人公。
あーでもない、こーでもないと言いながら、恋人を守るふりして自分の保身に走ります。
しかし、主人公の周りの人間たちは、意外とクールな大人振りを発揮し、
主人公の思うようには反応してくれません。
このあたりの駆け引き(というか主人公の独り相撲ですが)が、
頭でっかちな作風とマッチして面白かったです。

恋人が主人公と思わせておいて、実はどんでん返しがあるのではないかという期待もあったのですが
なるほど、そういう展開で来るのかぁ。

ちょっと変化球でしたが、いつもの直球でくどい石持作品より
こういう作品の方が好きかもしれません。


君がいなくても平気 (光文社文庫)君がいなくても平気 (光文社文庫)
石持 浅海

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