『ターゲット』
- 2015/08/18(Tue) -
楡周平 『ターゲット』(角川文庫)、読了。

実家のお店のお客様からのいただきもの。
分厚いし、ハードボイルドものだし、シリーズ第5弾って書いてあるし・・・・・・と
ちょっと躊躇しましたが、とりあえず借りてきて積読1年。
ようやく手にとってみました。

朝倉恭介シリーズということで、主人公は朝倉恭介のはずですが、
それほど主観的に描かれていません。
下手すれば、主要登場人物の1人ぐらいの扱いです。

場面が、CIAだったり、ドラッグ密輸グループだったり、北朝鮮のテロ実行犯グループだったりと
いろいろ切り替わるので、感情移入する対象が見つけられませんでした。

その分、北朝鮮による生物兵器テロ事件が起きたら・・・・・という
架空のルポルタージュを読んでいるような感覚に近かったです。

米国の自己本位的な「世界の警察」ぶりや、
北朝鮮の変にピュアな思想のあり方など、
社会問題として捉えるには面白い作品だったかもしれません。

小説としては、分量は多いものの、怒っている事件自体は
極めてオーソドックスというか、どんでん返しも然程ないような平坦な内容だったので
ワクワク感は思っていたほどにはありませんでした。

ま、たまには、こういうジャンルのものを読んでみるのも良いのかもしれませんね。


ターゲット (角川文庫)ターゲット (角川文庫)
楡 周平

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