『世界と日本』
- 2015/07/18(Sat) -
吉田茂 『世界と日本』(中公文庫)、読了。

日本の大政治家・吉田茂氏の名前を見つけたので
試しに買ってみました。

戦後の日本の混乱期から立ち上がってくるところまでの裏話や武勇伝が読めるのかと思いきや、
著者が引退してから世界を眺めての所感ということで、かなりギャップが・・・・・。

ま、タイトルが『日本と世界』ではなく、『世界と日本』であることに
そのスタンスが現れている感じです。

まだ、当時は、このような大物政治化が、戦争直後の話をするには
差し障りがあったのかもしれませんね。

それでも、北方領土問題に関しては、日本の国土の線引きについてはっきり物申してます。
ここは、日本の主張内容が分かってなるほどなぁ。
ま、対ソ連戦略ということで、当時は大きな声で主張していたのかもしれませんが。

あと、伊勢にある皇學館大學の再建に関して振り返っている章があり、
こういう地方の1つ1つの組織に対しても、GHQの徹底的な対応と
日本国民の過剰なまでの順応という状況があったのだなぁと再認識しました。


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吉田 茂

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