『六つの手掛り』
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- 2015/07/16(Thu) -
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乾くるみ 『六つの手掛り』(双葉文庫)、読了。
本格モノの短編集です。 最初の2編あたりはフムフムと読んでいたのですが、 理屈っぽい展開に、だんだんしんどくなってきて、最後の2編は流し読み。 探偵役の林茶父がイマイチな印象で、 短編集を通してキャラが立ち上がってきません。 設定がうまく活かせていないように思いました。 事件自体も、「何もそんなことで人を殺さなくても・・・・・」というものばかりで、 被害者にも加害者にも思い入れがないまま淡々と終わっていきます。 うーん、残念。
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