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『怪笑小説』
- 2015/07/13(Mon) -
東野圭吾 『怪笑小説』(集英社文庫)、読了。

東野さんの毒ッ気を含んだ短編集。

凄い!と唸るほどの短編の上手さはないものの、
気晴らしに読むにはお手頃な本だと思います。

みんなが日常生活の中で、心の中で毒づきながらも、それでも口には出さずに留めていることを
結構、あからさまに作品の中で吐き出しているので、
この作品を描くのは気持ちよかったのではないだろうかと思ってしまうほどでした。

人間って、黒いですよね。


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東野 圭吾

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