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『神様からひと言』
- 2006/12/02(Sat) -
荻原浩 『神様からひと言』(光文社文庫)、読了。

前から読みたいと思っていた作家さんでしたが、やっと100円で見つけました。

映画『明日の記憶』のCMのイメージが頭にあったので(本編は見てません)、
渡辺謙さんばりの渋い重厚な小説なのかと思い込んでいたら、
ずいぶんポップな文体で、劇画調のキャラクター設定にびっくり。
解説を読むと、どうやら世間一般では「ユーモア作家」という認識がなされているとのこと。

登場人物のブッ飛び方には笑いましたが、ちょっと軽すぎな印象も。
あと、「2005年の27歳独身男性」にしては、挙動が古いかな。
「げろげろ」だなんて台詞、ここ数年聞いたことがない気が・・・。

とはいえ、凉平や篠崎が奮闘する場面の描き方は、
スピード感や躍動感があって、非常に面白く読めました。
篠崎の持つノウハウも読み応えがありましたが、
篠崎が会社を評した指摘内容が鋭く的を射てて納得。

篠崎の活躍ぶりが面白い分、
リンコとの思い出に浸るシーンは冗長な感じも受けましたが、
作品にメリハリをつけるには必要なんですかね。


神様からひと言
神様からひと言荻原 浩

おすすめ平均
stars確かに面白いんだけど…
starsヘイヘイホーと鼻歌気分で
starsさらりと読める一冊
starsクレーム処理の勉強にも,エンターテイメントにもグッド
stars私からもひと言。

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