『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』
- 2015/05/30(Sat) -
万城目学 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』(角川文庫)、読了。

挑戦3作目にして、ファンタジー的な要素満載の小説!
いやぁー、これが一番面白かったかも(笑)。

直木賞の選考コメントを読むと、なかなかに辛辣なものが多いですが、
変にこだわりのある小説よりも、すんなり読めて、面白かったです。

時間軸が前後したり、マドレーヌ夫人の能力が思いがけずハイスペックだったりしますが、
それらを含めて、「あれっ!?どうなってるんだろう?」という驚きが
心地よい着地点を見出すので、ワクワクしながら読み進めることができます。

若い猫の奥さんと年老いた犬の主人、
そして彼らを見守る小学校1年生の少女、
なんとも微笑ましい風景ではないですか。

小学校1年生という狭い人間関係の中においても、
やっぱり気を遣いあい、心を配りあいながら毎日を過ごしているという描写も、
自分自身の子供の頃を思い起こしながら、
そうだったよなぁ・・・・・・という余韻に心地よく浸れる小説だと思います。

こういう作品も手にするのであれば、無視できない作家さんだなぁ・・・・・と
3作目の読書にして要注意です。


かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)
万城目 学

角川書店(角川グループパブリッシング) 2013-01-25
売り上げランキング : 17579

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ


関連記事
この記事のURL |  万城目学 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『不幸な国の幸福論』 | メイン | 『中学英語を5日間でやり直す本』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/4403-96f5c529
| メイン |