『新・日本の七不思議』
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- 2015/05/30(Sat) -
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鯨統一郎 『新・日本の七不思議』(創元推理文庫)、通読。
静香&宮田コンビによる珍説・異説の応酬を期待して手に取ったのに、 いつの間にか2人は恋人同士になっていて、 しかも特段の論争も起きないままに話が終わっていきます。 な、な、な、何が起きたのか!? あれ、シリーズで何か読み飛ばしたのかしら? と思ったのですが、これがシリーズ第3弾のようです。 いや、もう、内容が云々ではなく、 シリーズモノでこの展開は有り得ないだろう!というガックリ感が強すぎて、 内容が頭に入ってきませんでした。 読者、置いてきぼり・・・・みたいな。 何の説明もなしに、強引にこのような展開に持っていく必然性も感じられず、 本作の面白さがグレー後アップした感じも得られず。 むしろ、これまでのシリーズで登場した説の焼き直しというか、 後追いのような話もいくつかあり、新鮮さに欠けるものでした。 どうしちゃったんでしょうか!? というか、編集部、なぜこれでOKを出すんだ!?
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