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『シネマと書店とスタジアム』
- 2015/05/22(Fri) -
沢木耕太郎 『シネマと書店とスタジアム』(新潮文庫)、読了。

『深夜特急』の第1巻で止まってしまっておりますが、
別のエッセイに寄り道(笑)。

タイトルどおり、映画と本とスポーツ(サッカーやオリンピック)のお話です。

映画は、結構、ヒット作品というか、私でもタイトルを知っている作品が多く出てきたのですが、
それでも、天邪鬼な私は、観ていないものが多いという(苦笑)。

一方で、本の方は、かなりマニアックな作品が多く、
触手が伸びるほど惹かれたものは少なかったです・・・・・。

スポーツ観戦は、サッカーや冬季五輪の話ということで、
野球派の私にとっては、少し距離のある感じでした。

と、まぁ、なんだかネガティブな言葉を並べてしまいましたが、
しかし、エッセイとしては非常に面白かったです。
焦点を絞って描かれた世界観が、例え私がスキー競技に興味がなくても、
へぇ~、長野のジャンプ台で、こんな物語が巻き起こってたんだぁ!と
関心を呼び起こされる語り口で、面白かったです。

エッセイのポイントが絞られるほど、
そこに登場する人間自身の物語に接近していくことになり、
その舞台装置については、大きな意味を成さなくなってきます。
そのような文章を読んで、やはり、世界を切り取ること、そして意味づけすることが
どんなに重要な行為なのかを実感しました。

1つ、本作の中で紹介されていた『黒い輪』。
私も、かなり前に読みました
広瀬隆の解説が型破り!というところに着目しつつ、モヤモヤしてしまったのが
私も沢木サンも同じで、なんだかホッとしました(笑)。


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沢木 耕太郎

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