『米原万里の愛の法則』
- 2015/04/27(Mon) -
米原万里 『米原万理の愛の法則』(集英社新書)、読了。

万里さんの4つの講演内容が収録されています。
亡くなられてから出版が企画されたのかな?と思ってしまうほど
内容に特に流れはありませんが、それぞれが面白い講演になっています。

通訳を生業とする人は、世の中に相応に存在していますが、
そのエピソードを本にして面白く読ませる力というのは、
通訳としての力量よりも、人間的な魅力や教養のなせる業でしょうね。

第一章では、生物学の知識を駆使しながら、通訳のエピソードも絡めて、
人間について、男と女について語るという、非常に幅の広い、また奥の深い話で、
非常に面白かったです。
私も、こういう、厚みのある人間になりたいものです。

残念なのは、冒頭の池田清彦センセの「本書に寄せて」。
万里さんの死を悼むのは良いとしても、
講演内容のくすぐりの部分を要約して紹介しちゃうのはルール違反でしょう!
笑えるくだりの魅力が半減してしまったのは、何とも残念。


米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
米原 万里

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