『町工場の娘』
- 2015/03/09(Mon) -
諏訪貴子 『町工場の娘』(日経BP社)、読了。

創業社長である父親が病に倒れ、余命4日という宣告。
家族にとって驚きと悲しみの中で、社長業を引き継いだ娘さんの物語。

まだ先代社長が元気だった頃、
経営が苦しくなり、サポート要員として何度か手伝っていたという話ですが、
やっていることは、まるで中小企業診断士のよう。
勉強になりました。

小さな町工場と謙遜してかかれていますが、
自動車メーカーとも取引がある、高度な技術を持っている会社だそうで、
やっぱり、製造業は、技術力がモノを言いますよね。
リーマンショックから立ち直ったのも、日本で有数の精密加工技術を駆使したゲージ製造。

良いものを持っていれば、あとは、ムダを削ぎ落としていくことで利益は出ます。
ここで、社長業を引き継いだ翌月にリストラを断行できる決断力と行動力が、
デキル社長か否かの分かれ目のように思いました。

大変な事態を目の前にしたときに、
実は、腹が据わっているのは女性なのかもしれません。

一緒にお仕事をしたら、気持ちの良い方なんだろうなと思える一冊でした。


町工場の娘-主婦から社長になった2代目の10年戦争町工場の娘-主婦から社長になった2代目の10年戦争
諏訪 貴子

日経BP社 2014-11-14
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