『ネットVSリアルの衝突』
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- 2015/02/15(Sun) -
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佐々木俊尚 『ネットVSリアルの衝突』(文春新書)、読了。
リアル世界で大きな存在になってきたネット世界との 対立の姿、もしくは、それを経ての共存の姿を描いた本かと思ったのですが、 半分以上をWinny事件の解説に費やしており、 マクロとミクロの視点が、読む側と書く側で全然かみ合いませんでした(苦笑)。 Winny事件自体、金子被告の哲学を通して考えると 非常に興味深いテーマだとは思うのですが、 なんせ頭がマクロモードになっていたのでニーズ違いでした。 タイトルの付け方が良くないのだと思います・・・・・。 後半のインターネットの歴史や、各国政府の思惑、政策の変遷のようなところは、 ニーズと近い視点だったので面白く読みました。 たとえ国家権力が相手であろうとも、 ネット社会の思想や哲学を踏みにじるような行為をとると、 ネット社会全体が反旗を翻すというのは、 まさに「革命」と呼ばれる名に相応しい権力の移行の姿だなと思いました。
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