『夏目家順路』
| ||
- 2015/02/08(Sun) -
| ||
朝倉かすみ 『夏目家順路』(文春文庫)、読了。
タイトルと装画の感じから、ユーモア溢れる小説なのかなと思ったら、 意外と淡々とした感じのお話でした。 やや薄味かも。 脳梗塞により、行きつけのスナックで亡くなった清茂。 深夜に息子は呼び出され、娘は全く連絡がつかず。 スナックのママは悲しみ、一緒に飲んでいた仲間は意外と冷静。 関係者のそれぞれの視点から、清茂の葬儀の様子が描かれていきます。 なんだか、もうちょっと何かが起きそうなのに・・・・・・・・ と思ってしまうのですが、回想シーンにすぐなってしまうので物足りなく感じたのかも。 もうちょっと現実世界でのドタバタを求めてしまいました。 読み終わって、あんまり印象に残らない作品でした。
![]() |
||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/4263-6c70dc3e |
| メイン |
|