『儚い羊たちの祝宴』
| ||
- 2015/02/06(Fri) -
| ||
米澤穂信 『儚い羊たちの祝宴』(新潮文庫)、読了。
「暗黒ミステリ」という紹介文のとおり、 ブラックというか、ダークなストーリーが5編。 謎解きの方よりも、動機の方に重きが置かれたミステリです。 その動機の暗さが異様なのですが、 それを楽しめるかどうかにかかっている作品集です。 ちょっと私には、異様さが極端すぎて、 あまり上手く受け入れられませんでした。 作り物の度が過ぎているという感じでしょうか。 「実は、こんな人、周囲に居そうだな」という怖さが感じられませんでした。 著者のマニアックな知識に触れられるのは面白かったです。
![]()
|
||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/4259-90561e72 |
| メイン |
|