『ノートルダムの鐘』
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- 2015/02/04(Wed) -
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『ノートルダムの鐘』
ディズニーアニメですが、 3G全盛の今から見ると、一昔前のアニメーションという印象ですね。 それでも、動きは流石のディズニー作品の滑らかさです。 ミュージカル風の演出になってるので、ちょっと私が苦手とする作りでしたが、 やはり障害や差別といった重たいテーマを扱うには、 歌に乗せるというテクニックが必要なんですかね。 非常にチャレンジングなテーマに向き合った作品だとは思いますが、 一方で、ジプシーの女にキリスト教の教会で神と対話をさせたり、 パリ市民とジプシーが手を取り合って権力者に立ち向かったりと、 結構、宗教や民族の問題においては雑な展開が気になりました。 このあたりは、下手をすると、障害者差別以上に根深かったりしますからね。 ま、ちょっと片手落ちなストーリーのように感じました。 キャラクターとしては、ジプシー女・エスメラルダの強くて凛々しい姿が魅力的でした。 王子様的ポジションの護衛隊長フィーバスは、時折、腹黒そうな表情を見せてくれて、 ディズニーも毒を吐くなぁと(笑)。 お子様には難しいですが、大人でも消化をするのが大変なテーマだと思います。
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