『世の中意外に科学的』
- 2015/01/31(Sat) -
櫻井よしこ 『世の中意外に科学的』(集英社文庫)、読了。

雑誌の連載をまとめたものです。

BSE、ミトコンドリア、ポリオ、DNAなど、
科学的な時事ネタを、相応に専門的な内容まで踏み込んで解説しているのですが、
それが筆者の手にかかると、なんと読みやすい文章になることか。

専門用語もそれなりに出てくるのですが、
その解説が文章の中で上手く消化されていて、
大きなつまづきをすることなく読み進められます。

BSEなど社会問題になるような規模の科学時事ネタは、
当然のごとく政治的な意味合いや経済的な意味合いでも重みのある話題であり、
科学、政治、経済といったジャンルの壁も、飛び越えるというか、
上手く融合させた解説になっています。

この視点の広さ、高さは、どうやったら手に入れられるのでしょうかね。

私自身、自然科学と社会科学の接点に非常に興味があるのですが、
興味を持って追うことができる分野は限られており、
幅広く世の中を眺めるには、エネルギー不足です。

効率的に世界を捉えられるだけのフレームを
著者は身につけているからこそ、大きく、幅広く、俯瞰できるのだとは思うのですが、
そのような理想像と今の自分を結びつける線が、私にはまだ見つけられていません。

このような読書を続けていくと、いつか視界が開けてくるものなのでしょうか・・・・。


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櫻井 よしこ

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