『日本史 謎の殺人事件』
- 2015/01/05(Mon) -
楠木誠一郎 『日本史 謎の殺人事件』(二見書房)、読了。

珍しくペーパーバックです。
こちらも実家のお店のお客さまにいただいたもの。

日本の国づくりに直接貢献した歴史上の人物たちのうち
暗殺された人、さらには暗殺が疑われる人にスポットを当てて、
暗殺事件の黒幕や動機といった真相に迫ります。

歴史の面白さの一つが、
事実の積み重ねであるにも関わらず、資料不足や後代による演出や改竄により
今の世の中から眺めたときに、推測や推理が入らざるを得ないこと、
そして当然のことながら様々な推論が出てくるところにあると思います。

本作では、一般論や主流の学説、その他諸々の解釈を紹介しながら、
著者自身の考えを披露するもの。

他の意見をきちんと紹介したり、
自分の意見とは異なってもありうる推論は肯定的に紹介したり、
自分の意見についても、ここから先は証拠がないと明確にしたり、
かなり好感の持てる自説紹介でした。

小説家たちによる推論や、それをもとにした文学作品の紹介もあるなど、
もっと読んでみようという意欲に駆られます。

お手軽なのに面白い本でした。


日本史 謎の殺人事件日本史 謎の殺人事件
楠木 誠一郎

二見書房 2008-10-16
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