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『日本の大問題が面白いほど解ける本』
- 2014/12/30(Tue) -
高橋洋一 『日本の大問題が面白いほど解ける本』(光文社新書)、読了。

経済のお勉強に。

2009年~2010年あたりの、民主党政権による経済政策を中心に
問題の本質と、その解決策として出された政策の効果について
分かりやすくシンプルに解説しています。

雑誌の連載をまとめたものでしょうかね?

国家レベルの経済政策となると
影響範囲が広く、また利害関係者も多いため、
一体何が本質なのかさっぱり分からなくなってしまうことが多いですが、
著者の整理により着目すべきポイントがすっきり理解できました。
(私の経済学の概念の理解は不十分ですが・・・・・・)

今の勤め先の子会社に居た頃、
主計ラインの人たちが、やたらと「ミルク補給」という言葉を連発していました。
赤字になりそうなので親会社からの取引金額を底上げしてもらうことだという
ザックリとした理解をしていたのですが、これは著者が作って浸透させた言葉だったんですね。
ま、郵貯の財政投融資ほどに狡猾な仕組みではなく、
当社の場合は露骨に赤字補填でしたが(苦笑)。

経済時事も、ちゃんとキャッチアップしていかないと
社内のブラックジョークにも乗っかれなくなっちゃいますわね。


日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書)日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書)
高橋 洋一

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