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『ラスト・イニング』
- 2014/11/15(Sat) -
あさのあつこ 『ラスト・イニング』(角川文庫)、読了。

『バッテリー』シリーズのその後を、
ライバル校の先輩・瑞垣の目で描いた作品。

シリーズの最終巻を読んだのは、もう4年半も前のことになってしまいました。
続編についていけるか不安に思いましたが、
読み始めると段々と思い出すことができ、その世界観が蘇ってきました。

ただ、シリーズで描かれた場面を振り返る展開が多いため、
この作品を単独の小説としてみたときには、
短編としてはちょっと物足りないと思ったものもありました。

瑞垣のキャラクターは、目端が利いて、頭の回転が早く、照れ屋で、
非常に面白い人物に仕上がっています。
しかし、ちょっと思索の言葉が中学3年生~高校1年生のものではないような・・・・。
深みを持たせすぎて、この年代ならではの繊細さが消えてしまっているような印象です。
ちょっと、そこは残念でした。
キャラクターに背伸びさせすぎたということでしょうか。

それにしても、この作品に登場してくる野球少年たちの何と純粋なことでしょうか。
野球への情熱、チームメイトへの思い、対戦相手への敬意、
こんな少年時代を送れることをうらやましく思います。


ラスト・イニング (角川文庫)ラスト・イニング (角川文庫)
あさの あつこ

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