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『サイバラの部屋』
- 2014/11/03(Mon) -
西原理恵子 『サイバラの部屋』(新潮文庫)、読了。

あまりに露骨なパロディタイトルが、逆にサイバラ女史らしい(笑)。
いろんな方との対談集です。

この方の人生論とか、教育論とか、とかく極端なモノイイが印象に残りますが、
全体を通して読んでみると、非常に筋の通った考え方だと思います。

一部分だけを取り出してみると、とてもリスキーな選択をしているように思えます。
子供をあんまり叱らないとか。しつけに拘らないとか。
でも、叱らないことで消費されないエネルギーをそのまま仕事に振り向けて、
母の働く姿を見よ!という形で、人生というものを子供たちに教えている。
こちらのほうが、「アレしろ」「コレはするな」と直截的に言われるよりも、
子供たちが自分の頭で考えるようになる可能性が高いので、成長するかも・・・・と思います。
(成長しない可能性ももちろんありますが・・・・)

著者は、本質以外の無駄なところをどんどん削ぎ落とすのが上手で、
その削ぎ落とす方のパフォーマンスが面白かったり下品だったりするので
捨てられたモノゴトたちの方に目が行きがちですが、
本当は、そのプロセスによって手元に残した本質的なものとは何なのかを
読み取っていくことが、この方の人生観を知る上で大事なんだろうなと思います。

あと、決まった雑誌での連載ではなく、
いろんな企画の寄せ集めなところが、これまたサイバラ女史らしい(笑)。
いっぱい仕事してますなぁ。

サイバラの部屋 (新潮文庫)サイバラの部屋 (新潮文庫)
西原 理恵子

新潮社 2013-12-24
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