一橋フォーラム21
- 2014/10/15(Wed) -
一橋フォーラム21 『考えよう!国際通貨問題③』(2014年10月15日受講)

今回は、学習院大学の清水順子教授による
「アジア通貨の現状と課題」です。

まずは、お話の語り口の柔らかさと分かりやすさに引き込まれました。
通貨政策関連を大の苦手とする私でも、
抵抗感を感じずに講義に入っていけました。

パッと見、お若そうな印象を受けたのですが、
プラザ合意のときにIBJのロンドン支店に居たというご経歴から、
結構なキャリアの方だなと思いを改めました。

外資銀行、IBJ、米系銀行と渡り歩いて、
そこから研究者の道へと進まれたということで、
実務と研究の両面を経験しているというのは、大きな強みなんだろうなと
お話を聞きながら感じました。

特に、プラザ合意や、ポンド危機をディーリングルームで経験しているというのは、
普通の研究者では得られない価値観を持てたのではないかと思います。
苦手と言いつつ、ジョージ・ソロスの本とかを手に取ったおかげで、
話の中で急に「ポンド危機」と言われても、なんとかイメージが付くようになったので、
そこは自分でも成長できたかなと実感できました。
低レベルな話ですけど・・・・・・。

回帰分析とか言われると、もうチンプンカンプンなのですが、
グラフや表で、ポイントを指し示しながら解説してもらえたことで、
何とか話にはついていけました。

話の内容そのものよりも、「やっぱり図表で分かりやすく見せるテクニックは重要なんだな」と
変なところで感心してしまったり。

基軸通貨になる可能性として、元と円を比較していましたが、
通貨政策として、外向きのアピールが中心の元と、
内向きの対応が中心の円とでは、やっぱり元の方が、諸外国から見て
信頼というか、一定の予想が付けやすいのかなと思います。
ま、いきなり方針転換する政治リスクはありますが・・・・・。

今の日銀の政策では、多少は、外国から見て、
円をどうしていこうとしているのかが予測できるようになったという意味で、
信頼度は上がってきてるんでしょうかね。


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