『拉致と決断』
- 2014/10/13(Mon) -
蓮池薫 『拉致と決断』(新潮社)、読了。

こちらも父がお店のお客さまからいただいたということで、
まず、間違いなく、自分では買わなそうな本なので、試しに読んでみました。

北朝鮮での24年間の生活について、
どのような生活をして、どんな監視を受けて、どんなことを考えながらも隠していたのか、
様々なことが語られています。

また、著者が当事からかなり冷静な判断や分析をしていて、
読み物として興味深く読めました。

一方で、拉致事件そのものや、日本へ帰国したあたりの詳細、
また、北朝鮮で行っていた「仕事」の内容など、
正直なところ、肝心な部分が語られていません。

ま、これは、今後の政治交渉への影響や、北朝鮮に残っている人々への影響を考えると
書くに書けないというところが大きいのでしょうが。

しかし、そういう政治的な話よりも、
日本人読者が、日々の生活のような物語を聞きたがっているという
ニーズの問題もあるのかもしれないなと感じました。
言ってしまえば、ワイドショー的な関心が、政治的関心を凌駕していると言いますか・・・・。
そうだとすると、国家の姿として、ちょっと残念です。


拉致と決断拉致と決断
蓮池 薫

新潮社 2012-10-15
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