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『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
- 2014/09/28(Sun) -
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』

30代独身女性3人の生き方をほわんと考える作品。

料理の腕を活かしつつロハス的なカフェで安月給で働くすーちゃん、
バリバリの営業マンとして能力を発揮するけどオンナであることを何かと意識させられるまいちゃん、
認知症の祖母と母と3人暮らしでWEB系フリーランスの仕事に介護に忙しいさわ子さん。

3人とも、頭の良い女性なので、
独身女性が直面する困難や偏見や悩みや皮肉や自己嫌悪、
それぞれに上手く折り合いをつけて、波風立たないようにやり過ごしていきます。

でも・・・・・それってやっぱり疲れます。

それをどう乗り越えるのか!というほど肩に力が入っているわけでもなく、
まいちゃんは自分の意思で進む道を一気に方向展開させましたが、
すーちゃんやさわ子さんは、客観的に見れば、環境変化に流されていきます。

でも、内面では様々な葛藤を経て、自分に自信をつけていったのではないかなと思います。
同じような境遇の自分としては、そう思いたいという願望もあります(苦笑)。

変わりたいと思っても、そう簡単に変われるものじゃないんだよ・・・・というところが
現実感があって、共感できました。
変化したまいちゃんも、過去の自分を捨てたわけではなく、
来るべき新しい自分と過去になりつつある自分との狭間で悩んでます。
こういう冷静な目を持っているところに共感できました。

ただ、作品として残念なのは、
彼女たちの周りの男どもがあまりにイケテナイこと。
自分勝手だったり、威張り散らしたり、反対に自信なさげだったり、顔色を伺ったり。
男性の中には、確かにそういう人も居て、嫌な思いをすることはありますが、
でも、それは少数であり、多くの人は女性に配慮もするし理解しようともしてくれます。
それが独身女性の目から見て100点満点ではなくても、それは当たり前のこと。
独身女性だって、我がままで、意地悪なことを男性に向かってすることはあるんですから。

女の目から見ても、この映画に出てくる男性の描き方は
逆に偏見の目で、ステレオタイプに填め過ぎているのではないかと思ってしまいました。
男性がこの作品を観たら、納得できないのではないかと思います。
そして、「女も男のことを偏見の目で見てるんじゃないか!」とあらぬ誤解を生みそうで。

というわけで、主人公3人には共感できましたが、
作品には共感できないモヤモヤ感が残ってしまいました。


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