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『プリティ・ウーマン』
- 2014/09/14(Sun) -
『プリティ・ウーマン』

往年の大ヒット映画ですが、今更ながら。

リチャード・ギアは、エリート・ホワイトカラーが似合うよね!
知的にスマートな雰囲気を醸し出しています。

一方のジュリア・ロバーツは、
女性って本当に化粧一つで変わっちゃうよね~という見本のようなもの。
娼婦としてのハデハデな衣装&メイクのときも、マッチしてて美人だし、
ナチュラルメイクでドレッシーな格好をしているときも、スマートに美人。
ナチュラルメイクのときは、ちょっと顔のゴツサが目立ちますが(笑)。

偶然出遭った金融エリートと立ちんぼの娼婦。
ビジネスディナーに連れて行く相手を調達する必要があり、
アシスタント契約を結ぶ・・・・・。

B級映画だと、娼婦にハチャメチャな行動を取らせて笑わせようとするところを、
本作のバランス感覚が素晴らしいのは、
地頭力が高い娼婦という設定にしたこと。

高級ホテルの支配人を味方につけ、
ディナー前にはマナーのレッスンを自ら望んで受け、
それぞれの場面で極力TPOに沿った行動を取ろうと努力し、
かつ、その成果や失敗の影響度について、きちんと評価を受けようとする姿勢。

このあたりのスマートさが、
本作に無理のない展開を与えており、
変なところでのストレスが溜まらないです。

上流階級の人たちの、鼻持ちならないところをちょいと突く姿勢もあり、
これぞ良質コメディ。

エンディングは当然の横道な展開ですが、
そこに流れるまでのプロセスも、
ホテルの支配人の機転を上手く盛り込むなど、
エリートのスマートさが上手く活かされています。

時代を感じさせない、普遍的な良さを持つ映画だと思います。


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