『いなかのせんきょ』
- 2014/09/03(Wed) -
藤谷治 『いなかのせんきょ』(祥伝社文庫)、読了。

「痛快選挙小説!」と銘打っているほどには
痛快さが感じられなかった気がします。

そんなにハチャメチャではなく、意外とまともなストーリー展開です。

設定は非常に惹かれるんですよ。
いつも、誰が村長をやるのか村の重鎮たちの合議で決まり、
無投票で村長が決められていた田舎の村で、
数十年ぶりに村長選挙が開かれることに!
中卒で方言丸出しの村議と、東京の大学を出て村政を実質仕切ってきた助役の一騎打ち。
いくらでもドタバタ劇に持っていける要素が揃っているのに、
想像の枠の中で物語りは展開していきます。

残念ながら、登場人物たちが、みんな小粒なんですよねー。
何かやってくれそうな期待感を抱かせる人が居ません。

解説を荻原浩さんが書いていますが、
荻原さんが嘆くように、私も、このテーマは荻原作品で読みたかった(涙)。


いなかのせんきょ (祥伝社文庫)いなかのせんきょ (祥伝社文庫)
藤谷 治

祥伝社 2009-08-30
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