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『倒錯の死角』
- 2014/08/26(Tue) -
折原一 『倒錯の死角』(講談社文庫)、読了。

倒錯シリーズ。

最初の事件らしい事件が起きるまでが、長い!
しかも、そんなに興味を惹かれるような事件でなく、
新聞の三面記事の片隅に載るような内容で、
全然、読んでいて気持ちが乗ってきません。

しかも、翻訳家でアル中の男、その向かいに住む若い女、アル中仲間の窃盗犯の
大きくは3人の登場人物の視点で語られていくのですが、
3人とも共感を覚えないため、肩入れの仕様もありません。

よくぞまぁ、この過酷な読書を読み終えたなぁと、
400ページ近い厚みを前に、ため息をついてしまいました。

倒錯シリーズなら、叙述ミステリとして読むべきなのでしょうし、
『倒錯のロンド』もかつて読んでいるので、
著者の描く世界観は知らないわけではないのですが、
でも、やっぱり、著者が利用する「からくり」は、ちょっと卑怯なように思ってしまいます。

アル中なら、何でもありなのかっ!って。


倒錯の死角 (講談社文庫)倒錯の死角 (講談社文庫)
折原 一

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