『空洞化のウソ』
- 2014/08/09(Sat) -
松島大輔 『空洞化のウソ』(講談社現代新書)、通読。

新書で経済を学ぼうシリーズ第3弾。
なかなか100円の棚では、タイムリーな本を見つけるのは難しいですねぇ。

「空洞化」と「ウソ」いう単語が入っていたので、
国際競争で外へ出て行く大企業と、取り残されて耐え忍ぶ中小企業というイメージを
覆してくれる何かが語られているのかと思いきや、
「空洞化」のお話は、正直、第1章で終わってしまったような感じ。
それも、「海外で日本企業が活躍すれば自然と本社側の日本も活気づく」というような
なんだか成功している大企業の上っ面を舐めたような結論・・・。

第2章以降は、現地化をどのように進めていくのかというお話になり、
空洞化の議論は以上御仕舞い!でございました(苦笑)。

ま、サブタイトルが、まさにそれを言っているので、
きっと著者が書きたかったのは、現地化の話なんでしょうね。
本題の方は出版社が付けた販促用の偽タイトルということで・・・・。
新書は、こういうところがあるので、あまり考えずに買ってくると、騙されちゃいますね。

もともとの読書ニーズとは合いませんでしたが、
現地化の具体的エピソードの数々は、比較文化論的に面白く読めましたので、
読み物としては楽しめました。


空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)
松島 大輔

講談社 2012-07-18
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