『世界は分けてもわからない』
- 2014/07/26(Sat) -
福岡伸一 『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、読了。

福岡センセの本はお初でございます。

タイトルから、社会科学的なテーマを扱っているのかと思って買ってきたのですが、
のっけからアミノ酸のお話で、かなり自然科学的な、
当然のことながら先生の専門の生化学のお話が詰まってました。

しかし、印象に残ったのは、文章そのもの。
不思議なリズムを持っており、その人文学的な香りに惹かれました。

お話のネタとしては、「Map Lover VS Map Hater」の分類が
非常に興味深かかったです。
ジグソーパルズを用いての解説が分かりやすく、
その思考方法の違いや、成果への到達プロセスの違いなど
いろいろな場面で適用できそうだなと感じました。

最後に、ラッカー研究室で起きた実験データ捏造の「スペクター事件」について
数章を使って詳細に述べられていますが、
この時期ですと、どうしても例の騒動に意識が向かってしまいます。
ラッカー教授は自分の研究室で起きた事件を収拾すべく様々な手を打ったようですが、
さてさて、理研や早稲田大学は、上手くケリを着けられますでしょうかねぇ。


世界は分けてもわからない (講談社現代新書)世界は分けてもわからない (講談社現代新書)
福岡 伸一

講談社 2009-07-17
売り上げランキング : 5926

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL |  福岡伸一 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『労働基準法がよくわかる本』 | メイン | 『投資ファンドとは何か』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/3959-fb3ecd6c
| メイン |