『アラブのこころ』
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- 2006/10/06(Fri) -
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曽野綾子 『アラブのこころ』(集英社文庫)、読了。
思ったこと感じたことを恐れずにズバッと書いてしまう作家さん。 極端な物言いで時々非難されたりもしていますが、 その主張を読んでいてスカッとすることも多いです。 さて、今回はアラブ諸国を巡っての「アラブとは」の本。 ニュースで目にするだけの遠い世界であるアラブは、 どんな本を読んでも新聞を読んでも、なかなかに理解は難しいのですが、 この本は、多面的で複雑なアラブ世界の一側面を見せてくれたように思います。 また、アラブを語る日本人が活き活きしていて、 彼らの言葉やモノの見方が非常に面白かったです。 中学校のときに、地理の宿題で、イスラム世界を学ぶために 岩波ジュニア文庫の「世界の宗教」を読まされましたが、 全く中身を覚えてません(苦笑)。 読み通せたかどうかも記憶にありません。 曽野綾子の作品が宿題に適しているかは知りませんが、 教科書的ではない作品を読んでみることで、 子供心に何か残るんじゃないかなという気がします。
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