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毘沙門寄席
- 2014/06/28(Sat) -
そういえば、最近、小せん師匠の落語を聞けていないなぁ・・・・・と思い、
毘沙門寄席に行ってきました。

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開口一番は柳家緑太さんで「たらちね」。
はきはきした語り口が、結構気持ちよかったです。

続いて、柳亭市弥さんは、「芋俵」。
市弥さんは、前にらくごカフェで聞いたことがあるのですが、
そのときはイマイチな感想を持ってしまいました。
今回は、場の空気に馴染んでいるように感じました。

お目当ての柳家小せん師匠は、「馬大家」。
まー、とにかく、いろんな角度から馬の話がポンポン飛び込んできて
テンポの良いお話です。
しかも、大家と間借り人で途中で立場が逆転するのも面白かったです。

仲入り前は、柳家喜多八師匠で「お直し」。
先日、二人会でお見かけした喜多八師匠は物憂げを通り越して
ややお元気がないような印象を受けたのですが、今日はお元気な物憂げぶりでした(笑)。
というか、まくらの「キタナヅカ」話に爆笑。動画、検索しちゃいましたわ(爆)。
噺の方は、ダメ男と色っぽい女の対比がお見事。
声色、しぐさ、身にまとう雰囲気、どれをとっても素晴らしかったです。
うーん、満足!

仲入り後は柳家小菊師匠の都都逸など。
やっぱり、神楽坂に三味線の音は似合いますね。
清涼剤でございました。

トリは、柳亭市馬師匠で、「猫の災難」。
以前、桃月庵白酒師匠の「犬の災難」を聞いたことがあるのですが、
貧乏長屋に住む人間(というか猫ですが・・・)が鯛をもらうという設定よりも、
不在の隣に代わって鶏肉を一時だけ預かるという設定のほうが、リアリティがありますよね。
でも、鳥より鯛の方が美味しそうだなぁ(笑)。
ほろ酔い加減の演じ方がまことに絶妙で、こちらまでいい気持ちになれました。


にゃんこ・金魚師匠、Good Job!


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