『スパイ・ゲーム』
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- 2014/06/28(Sat) -
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『スパイ・ゲーム』
CIAモノです。 ベトナム戦争での任務をきっかけに知り合ったミュアーとビショップ。 ミュアーがビショップをCIAの職に雇い、師匠として技術を叩き込む。 そして、世界各地で要人暗殺などのオペレーションをこなしてきたが、 ある日、CIAの任務外でビショップは中国の刑務所から囚人を連れ出そうとして逮捕される・・・・。 逮捕の一報から24時間でビショップは処刑される運命に。 なぜビショップが任務外でこのような事件を起こしたのか解明するため、 CIA幹部は、ミュラーにビショップの主な過去の任務を語らせます。 この現実の緊迫した状況と、過去の任務遂行の物語とが、 テンポ良く展開されていき、とにかく息もつかせません。 CIAの数々の任務を、「正義」や「世界平和」というキレイごとで表現するのではなく、 「大国の都合」という観点で割り切って描いているので、 却って、不快には感じませんでした。 みんな自分の都合最優先で生きているんだものね・・・・・ってな感じです。 ベイルートのテロリストだって、彼らなりの「正義」や「大義」があるのですから。 難民キャンプの支援者たちも、その裏側の利権関係などを描くことで、 ま、言ってしまえば、どの組織にも容赦のない描き方になっています。 一皮向けば、過激派という。 最後、どうやって事件を収束させるのかと思いきや、かなりな力技でしたが、 これって、その後の米中の政治関係への影響や組織内での責任問題や処分などを 一切考慮してないですよね(苦笑)。 辞めちゃえば、知~らないということ??? ま、若干の疑問は残りましたが、面白かったのでOK!
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