『どくとるマンボウ途中下車』
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- 2014/05/18(Sun) -
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北杜夫 『どくとるマンボウ途中下車』(中公文庫)、読了。
昨日は、大学時代の友人たちと集まり、 昼間っから飲んで、終電がなくなるまで遊んでました。 結果、本日、二日酔いです・・・・。 うだうだと横になり読書。 先日読んだ阿川弘之エッセイの中でもマンボウ先生は鬱々と列車旅をしていましたが、 本作でも、何だかんだと理由をつけて、なかなか旅に出て行かない(苦笑)。 こういう、旅に消極的、時には否定的とも見えてしまう言動を取るあたりが、 百閒先生に通じるものがある気きがします。 でも、実際に旅に出てみると、 小船をチャーターして小島に渡ったり、 カラコルムへ50日間も行ってみたりと、行動の幅がハンパない。 これぞ躁鬱なんでしょうか。 うだうだ読書にはちょうど良い振れ幅でした。 あと、ちょこっとお名前が登場するニューギニアの畑中さんって、 有吉女史が押しかけた畑中センセですよね、きっと。 なんだか発見してちょっと嬉しかったり(笑)。
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