『ABC殺人事件』
- 2014/04/26(Sat) -
アガサ・クリスティ 『ABC殺人事件』(ハヤカワ文庫)、読了。

いやぁ、面白かったです!
代表作の1つに数えられているだけのことはありますね。

まったく古さを感じさせず、非常にワクワクしながら読み進められます。

Aで始まる町で、Aという名の老婆が殺され、
Bで始まる町で、Bという名の乙女が殺され、
Cで始まる町で、Cという名の金持ちが殺され、
Dで始まる町で、・・・・・・・。

連続殺人、挑戦状のような予告の手紙、精神異常者による犯行が疑われる事態、
どれも非常に現代的な、ショーアップされた殺人事件を思わせます。
さらに、新聞メディアによるセンセンーショナルな報道や
犯行現場付近の住民たちの浮つき方など、
社会性をもった面での描写もあり、著者の視点の先見性を感じます。

中盤まで、「そういやぁ、ポアロさん、大した推理してないよなー」
なーんて思っていたら、終盤に大逆転がありました。

なるほどなぁ。

これなら、各章の合間に、犯人の描写をいれた効果も、高まるというものですな。

アガサ・クリスティ、恐るべし。

これから、きちんと読んでいきたいです。


ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 堀内 静子

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