『ヒッチコック』
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- 2014/04/20(Sun) -
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『ヒッチコック』
アンソニー・ホプキンス、太ったなー・・・・と思ったら、 特殊メイクでした(苦笑)。 ま、あんなに激太りしたら病気ですわな。 『北北西に進路を取れ』の成功の後、 『サイコ』を撮り上げるまでの期間を描いています。 それはまるで、メイキング映画のように。 私が観た数少ないヒッチコック作品が『サイコ』でした。 もちろん、様々なパロディやオマージュでも見知っています。 そういう作品が舞台になっているので、何とか知識的に付いていけて良かったです。 とまぁ、あまり観たことがない監督さんなので、 当然、エピソード的なことも知らず、 本作で描かれるような、奥様と二人三脚で作品を作ってきたという話に驚きました。 まるで孤高の天才であるかのようにイメージしていたので。 でも、映画を作るという行為自体が、非常に大きなチームワークを要するものであり、 「孤高」という言葉が合わない世界なんだなと、再認識。 それにしても、甘いマスクの同業者からアタックされる奥様を見て 焼き餅プクーッ!コゲコゲ~のヒッチコックが、可愛いのなんの。 奥様の前では好々爺ですわ。 一方で、作品に向き合う姿は、時々、狂気の鬼を感じさせることも。 天才というのは、どこかネジが外れて、異空間と繋がっているんでしょうね。 私が『サイコ』を見たときに感じた疑問も、 この作品の中で解決しました。 その時代における空気を捉えるというのは、大事なことですねー。
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