『ミシェル・フーコー 構造主義と解釈学を超えて』
- 2014/03/25(Tue) -
ヒューバート・L・ドレイファス、ポール・ラビノウ
      『ミシェル・フーコー 構造主義と解釈学を超えて』(筑摩書房)、通読。

久々に気合を入れて、フーコーに挑戦。
ま、原著ではなく、解説本ですが・・・・。

大学生のときにフーコーをかじって以来、権力論について関心があります。
本作でも、相応のページを割いて権力論が書かれているようだったので読んでみたのですが、
フーコーの主張の解説だけでなく、その学問的な位置づけや方法論についても
丁寧に解説されており、フーコーの研究に関心がある人には良いと思うのですが、
私のような「お、面白そうな権力論だな」程度の関心では、歯が立たなかったです。

やはり私は、学生時代に読んだ『監獄の誕生』の視点に興味があるのですが、
そのあたりを扱った章は面白かったです。

最近、世間の流行などを見ていて感じるのは、「マラソンブーム」というのは、
現代における「規律=訓練」の象徴的なものではないかということです。

全国各地で開催されるマラソン大会への参加を誘い、
各個人のスキルに合わせた目標設定が置けるようになっており、
それに向けての練習メニューもいろいろ開発されています。
そして、マラソンランナーに求められるのは、ルールの遵守や地域との共生。
皇居周辺ランニングでマナーが悪いと叩かれ、ランナー内で規律を守る相互監視が働き、
非常に従順な国民が出来上がっていくという・・・・。

てなわけで、私は、マラソンブームには乗りません!(笑)
苦しんだ末に、規律の中に囚われていくようなことには参加しません!

ま、苦しいことをしたくないというだけなんですけど。

分厚い本を読んだ割には、
大したアウトプットができていないですが(苦笑)、
もうちょっと柔らかいところからフーコーには再び接近していきたいと思います。


ミシェル・フーコー―構造主義と解釈学を超えてミシェル・フーコー―構造主義と解釈学を超えて
ヒューバート・L. ドレイファス ポール ラビノウ Hubert L. Dreyfus

筑摩書房 1996-07
売り上げランキング : 598279

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

監獄の誕生―監視と処罰監獄の誕生―監視と処罰
ミシェル・フーコー Michel Foucault

新潮社 1977-09
売り上げランキング : 62092

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL |  M. フーコー | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『ビジネス実務事典 統計解析』 | メイン | 『虚空の逆マトリクス』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/3754-2ea7120c
| メイン |