『検察の罠』
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- 2014/03/21(Fri) -
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森ゆうこ 『検察の罠』(日本文芸社)、通読。
こちらも、父の店のお客様からいただいた本。 またもや検察叱責モノです。 検察機構にご不満があるのでしょうか?それとも民主党支持者? ま、三重県は、岡田屋のおかげで民主党支持者が多いのですが・・・・。 で、本作ですが、 やっぱり民主党議員の書く本には、大局観が欠落してると感じざるを得ません。 なぜ検察によりこのようなでっち上げ(著者の主張を前提にすればですが・・・)が 行われることになったのかという真相への踏み込みが弱いです。 「私、この事件で、こんなに頑張ったの!」という奮闘譚、冒険譚の域を出ません。 そもそも「西松建設事件」や「稜山会事件」についての 概要説明が大してなされていないので、 著者の1つ1つの活動の意義を把握するのが困難です。 かといって、わざわざ自分で調べようというほどの興味もないですし・・・。 国民ではなく、自分が物語の主人公になってしまうのが、 民主党議員の残念なところだと思います。
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