『鴨川ホルモー』
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- 2014/03/21(Fri) -
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万城目学 『鴨川ホルモー』(角川文庫)、読了。
京都の大学生たちの物語ということで、 森見作品みたいなものかなぁ・・・と思ってたら、全然違いました(苦笑)。 大学のサークルの話ではあるのですが、 なんともファンタジーな世界というか、何と言うか、 自分の大学生活を懐かしむ気持ちが湧き上がってこないところが、 共感できなかった最大の要素かなと。 京大、京産大、立命館、龍谷と、 京都で学生時代を送った人たちなら、いろんな思いを持てる4校なのかもしれませんが、 物語がほぼ京大というか、サークルの数人の内輪だけでまとまってしまっていて、 他校の人間との関わりがほとんど出てこないので、 やっぱり、学生時代特有の青春のようなものを感じられません。 なんだか、どうやって本作を楽しんで良いのか分からないまま 終わりを迎えてしまったような印象です。 うーん、残念。
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