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『南蛮阿房列車』
- 2014/03/17(Mon) -
阿川弘之 『南蛮阿房列車』(新潮文庫)、読了。

古本屋の店先で「阿房列車」の単語が見えて、
「おおっ!」と買ってきました。

阿川氏による海外での列車旅です。

最初の章は、北杜夫氏と遠藤周作氏を伴ってのフランス列車旅。
本家『阿房列車』では、ヒマラヤ山系くんとのポツポツとした中身のない会話が味ですが、
本作では北杜夫氏の鬱っぷりにビックリ。
これは、紺屋の白袴か、医者の不養生か・・・・・。

ヒマラヤ山系くんの面白さを求めると、
本作では「甚六」という名で登場してくる著者の息子さんとの会話が
一番面白かったです。
遠慮会釈のない冷淡なツッコミと言いますか(笑)。

著者の「海外に行ったら列車に乗りたい!」という乗車熱は、
百閒先生の列車旅への愛情とは、また異質なもののように思いましたが、
各国の列車事情が分かるという点では、比較文化論として面白かったです。


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