『陽気なギャングが地球を回す』
- 2014/02/11(Tue) -
伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社文庫)、読了。

銀行強盗4人組の話。
爽快な手際のよさで銀行から4千万円を奪った主人公たち。
しかし、途中で現れた別の現金輸送車襲撃犯のグループに車と金を乗っ取られ・・・。

「こんなに銀行強盗が連発する世の中なんて嫌だ!」と思いつつも(苦笑)、
主人公4人+αの面々のキャラクターに惹かれて、
「こんな人たちが住んでいる世界なら有り得るのかもな」と思えてしまうのが
伊坂作品の凄いところ。

そう、何よりも私が伊坂作品で好きなのは、とにかく良くしゃべる男たち。
世の中の本質からどうでも良いことまで、とにかく作品を通して
しゃべりまくってます。
こういう「無駄な知性」って、大好きなんですよねー(失礼!)。

4人はそれぞれ特殊な能力というか、
一般人よりも一部が非常に優れているのですが、
その組み合わせも小気味良く噛み合っています。

そして、伏線をきちんと回収して、最後に全てを繋げてみせるプロット。
ここまで読後感がすっきりする作家さんも珍しいです。

最後にライバルにぎゃふんと言わせて、さて次に行こうか!という爽やかさ。
あぁ、楽しかった。


陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂 幸太郎

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