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『日本辺境論』
- 2014/02/02(Sun) -
内田樹 『日本辺境論』(新潮新書)、読了。

「日本人とは?」という問いに対し、
「世界の中心が別の場所あると信じる辺境人である」という解を立てた一冊。

内田センセ独自の思想ではなく、
先達たちの思想をまとめたものだと最初にお断りがあります。

ということで、丸山眞男先生たちの論文の内容を
分かりやすく教え諭してくれる一冊です。

ありがたい!

学生時代、丸山センセの本は読まねばなぁ・・・・と思いつつ、
怠慢のために1冊しか読みませんでした(苦笑)。
いかんですなぁ。これから読んで行きたいです。

本作における日本人論は、
『菊と刀』などをもう一度思い起こさせてくれました。

印象に残ったのは、そんな日本人像に対して、良い/悪い、優れている/劣っている等の
価値判断を加えていないところです。

「そうやって日本人は難局を乗り切ってきた。そうやって今に続く歴史を残してきた」

他の文化と比較することで成立する「日本人文化について、
他と比較することなく、ありのまま叙述するという姿勢が興味深かったです。


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